こはくです^^
先日2回目の採卵を終えました。
この記事を書き始めた頃は、OHSS中等症で自宅安静にしておりました。
現在は卵巣の腫れと腹水も落ち着き、通常運転の日々です。
(入院にならなくてマジで良かったです…震)
今回予想を上回る結果を更新したこともあり、記憶が新しいうちに今回の採卵数および培養結果について自分なりに考察をしてみようと思いました。
まずは今回の結果から、振り返ってみます。
2回目の採卵と培養結果について
採卵数および培養結果は以下の通りでした。
採卵 22個
顕微授精 19個
正常受精 16個
凍結できた胚盤胞 5個
そして各胚盤胞のグレードは以下の通りです。
4AB → 1個
3BB → 3個
4BC → 1個
▼参考までに前回の培養結果詳細
受精卵のグレードと胚移植の準備周期
前回採卵数が13個なので、採卵数だけ見てもおよそ1.7倍採れたことになります。
そして胚盤胞も前回は2個でしたが、今回5個獲得することができました…!
グレードはあくまでも胚の見た目を数値化したものだと考えているのであまり気にせず、まずは純粋に5個も胚盤胞に成長してくれたことに感謝しています。
前回と異なった点
前回と今回で大きく違った点は以下3つです。
- 環境の変化
- 季節
- 排卵誘発剤の注射の種類
一つずつ紐解いていきます。
1. 環境の変化
前回採卵時は、退職前の引き継ぎと通常業務で精神的にも落ち着かず慌ただしい中での実施でした。
薬の副作用と仕事の両立。
通院スケジュールと業務の調整。
周りにカバーしてもらう際の申し訳ない気持ち。
諸々、小さな事がちょっとずつ積み重なりストレスが結構あった気がします。
今回仕事のことは一切考えなくてよかったことが、精神的にとても落ち着きました。
仮にもし仕事をしていたとしたら、今回の採卵と術後OHSSを乗り切れただろうか…と思うと考えるだけでゾッとします。(たぶんタヒにます…)
2. 季節
前回は11月下旬で、採卵日から急に気温が下がって冬が始まった日でした。
とても寒かったです。
今回は9月上旬でまだまだ夏日だったため、急な温度変化もなく体の調子もいい感じで臨めました。
採卵後のシャワー生活は、暑い季節で本当に助かりました。
個人的に手術系は寒くない季節のほうが自分の体に向いていると思います。
3. 排卵誘発剤注射の種類
卵巣刺激法は前回と同じく高刺激で治療方法は全く同じなのですが、唯一違ったのが注射でした。
前回はペンタイプの注射レコベルでしたが、今回は通常の注射器でフォリルモンを使用しました。
打った期間はどちらも10日間でしたが、めちゃくちゃ効きが良かったのか後半はレコベルに比べてお腹が苦しくなるほど急成長しました。
総括
やはり1番の要因は、今回心身ともにストレスに晒される機会が少なかったこと、これが自己ベスト採卵数に繋がったのではないか、と考えています。
あとは受精には夫ありきなので、採卵日を迎えるまでの夫の努力にもめちゃくちゃ感謝しています。
前回よりもさらに彼なりに色々試行錯誤していた様子でした。まさに不妊治療は二人三脚!
前回までの移植は結果的には流産でしたが、4AB、4BCどちらも着床したので、どのグレードであっても胚にはたくさんの可能性が秘められていると思っています。
これからは核となる遺伝子の力を信じて移植に臨んでいきたいと思います。
今後のスケジュールとしては、採卵後次の排卵時に卵巣が腫れていなければ、移植の準備周期に入るそうです。
ひとまず今回は5個胚盤胞があるので、しばらくは移植ざんまいです…笑
また移植周期になったら色々記録して共有したいと思います。
これから同じように移植を迎える方も、どうかうまくいきますように…
ご一読ありがとうございました ^^
筆:こはく